バイクの維持費(概算)
バイクで稼働する場合、どれくらいの経費がかかるのもか? 計算してみました。あくまでも参考レベルの数値としてご覧いただければと思います。
1日、1週間、1ヶ月間、どれくらい稼働し、どれくらいフードデリバリーの仕事で稼ぎたいのかにもよりますが、週5日〜6日間を毎日午前中から夜まで稼働したとします。距離にすると、1ヶ月間に大体2500km〜3000km走ることになると想定します。その場合の年間必要な経費としては、下記のような試算になります。
必要な経費 | 年間費用(概算) | 備考/1ヶ月あたりの金額 |
---|---|---|
任意保険 | ¥55,000 | 保険も色々な種類がありますが、ここでは標準的な保険にした場合の金額を入れてみました。1ヶ月あたり約¥4,584 |
ガソリン代 | ¥180,000 | 1ヶ月約¥15,000×12ヶ月 |
オイル交換 | ¥24,000 | 月に1回交換、1回の交換は1ヶ月あたり¥2,000前後 |
タイヤ交換 | ¥60,000 | 後輪は4ヶ月に1回交換、前輪は1年に1回交換を想定。1回の交換で工賃含め大体1万5千円前後 |
ベルト交換 | ¥15,000 | 20,000kmでの交換を想定。毎日稼働する場合、1ヶ月で大体2,000km〜3,000kmくらい走行することになり、その場合1年での交換が必要。交換費用は15000円前後 |
合計 | ¥334,000 |
年間で約¥334,000、1ヶ月あたりでは¥27,833くらいの維持費がかかることになります。オイル交換をするバイク屋によっても価格が異なりますので、ここに書かれた金額はあくまで参考数値としてご理解ください。もし他のパーツが故障した場合、その修理費としてさらに経費が必要になります。
街乗りレベルであれば、あまり考えられないと思いますが、私が2年間の間にセンタースタンドが折れるハプニングが2回もありました。朝から晩まで稼働すると、1日に100回以上スタンドを上げ下げすることになり、センタースタンド自体、そもそもそこまでの耐久性を想定して作られてはいないのではないかと思います。もしセンタースタンドが折れると配達を続けることができなくなり、直ちに修理が必要になります。サイドスタンドがついているバイクであれば、その場を凌ぐことはできます。もしついてないバイクであれば、あらかじめつけておくことをオススメします。
デリバリーの仕事としてバイクへ乗る場合と近所への買い物程度で乗る場合とでは乗車頻度が全く異なります。新車で購入したとしてもほぼ毎日稼働する場合、1年で30,000km、3年で90,000km乗ることになります。早ければ2〜3年で廃車になるペースであると思います。オイル交換や、ブレーキ交換、ベルト交換など、まめに整備をすれば、少しは長い期間バイクを維持できるとかもしれません。
バイクの購入費(概算)
バイク屋によっても異なりますが、大体の費用感は下記表の金額くらいです。街のバイク屋で良いので、ちゃんとお店を構えている店舗で購入することをオススメします。
メーカーや車種によっても金額が異なります。下記の金額感としてご理解願います。
排気量 | 金額感 |
50ccの中古の場合 | ¥100,000前後 |
50ccの新車の場合 | ¥200,000前後 |
125ccの中古の場合 | ¥150,000前後 |
125ccの新車の場合 | ¥300,000前後 |
ジモティーなどの個人売買が絶対にいけないわけでは無いのですが、中古のバイクを購入する場合は、バイクがどれだけ整備されているかが重要なポイントである為、なるべく個人売買では無く、バイク屋で購入した方が良いと思います。
しっかりしたバイク屋であれば、中古のバイクでも整備を完了して販売しているはずです。また、バイク屋で中古バイクを購入する場合もそのポイントは確認しましょう。デリバリーの場合の走行距離が普通の買い物レベルでは無い為、どれだけ整備がされているかが重要なポイントになります。
コメント